こんにちは、ぷららです。
「ピッチャー用のグローブって、他のポジションと何が違うの?」「グラブの色に規定があるって聞いたけど本当?」「ポケットの深さって結局どのくらいがベストなの?」——投手を任されるようになった選手や、お子さんが投手を始めた保護者の方から、こういう質問をよく受けます。グローブ全般の選び方はいろんな記事で語られていますが、ピッチャーだけが気にしなければいけないポイントって、実はけっこう独特なんですよね。
私自身、ピッチャーとして長くプレーしてきましたが、最初に投手用グローブを選んだときは正直「深さって何が違うの?」状態でした。内野用の浅いグラブをそのまま使っていた時期があって、握りが相手にバレて盗まれた苦い経験があります。この記事では、投手専用グローブの色の規定、ポケットの深さ、ウェブの形といった「投手だからこそ気にすべきポイント」に絞って解説していきます。
この記事でわかること
- 投手用グローブに関する色の規定と、なぜその規定があるのか
- 球種・握りを隠すためのポケットの深さとウェブ形状の選び方
- サイズ・重さ・素材を投手目線で選ぶときのコツ
【結論】投手用グローブ選びのポイントはこの3つ
まず結論からお伝えします。投手用グローブを選ぶときに外せないポイントはこの3つです。
- ボールと同じ色のグローブは使えない(白いゴム球なら白グラブNG)
- ポケットはやや深め・ウェブは閉じ気味で握りを隠す
- サイズは12〜13インチ前後を軸に、握り替えのしやすさも確認する
この3つを押さえておけば、投手用グローブ選びで大きく失敗することはまずありません。それぞれ詳しく見ていきましょう。
投手用グローブだけにある「色」の規定
投手用グローブとは、打者からグリップや球種を見えにくくするために、色・形状に一定の制約が設けられているグローブのことです。これは内野手・外野手・捕手用のグローブにはない、投手用ならではのルールになります。
ボールと同じ色のグローブは使えない
ソフトボールの競技ルールでは、投手が使うグローブの色をボールと同色にすることが禁止されています。一般的な白いゴム球を使う試合であれば白のグローブはNG、国際大会などで使われる黄色い革球(縫い目は赤色)であれば黄色系のグローブは避ける必要があります。理由はシンプルで、グローブとボールが同化してしまうと、打者や走者がボールの位置・軌道を見失いにくくなり、公平な試合進行を妨げてしまうからです。
私が試合前によく見かけるのが、「せっかく気に入った色のグローブを買ったのに、大会規定でNGだった」というケースです。ぶっちゃけこれ、かなりもったいないんですよね。新しいグローブを買う前には、参加する大会の規則で色の扱いがどうなっているか、念のため確認しておくと安心です。
色以外の見た目の制約もチェック
大会によっては、グローブの紐(レース)の色や、極端に目立つワンポイント刺繍・ロゴについても「打者の目線を惑わせない」観点から注意されることがあります。細かい規定は大会や連盟によって異なるため、遠征先や公式戦に出る際は事前にチームの監督・審判に確認しておくのが確実です。
球種を隠す「ポケットの深さ」と「ウェブの形」
投手用グローブを選ぶうえで、色と同じくらい重要なのがポケットの深さとウェブ(親指と人差し指の間の網目部分)の形状です。ここが浅かったり隙間だらけだったりすると、握り方が丸見えになってしまいます。
ポケットは深め、ウェブは閉じ気味を選ぶ
投手用グローブは、内野用に比べてポケットがやや深めに作られている製品が多く、ウェブも「クローズドウェブ」と呼ばれる隙間の少ないタイプがよく使われます。私がピッチャーをやっていた頃、内野用の浅いグラブをそのまま使っていたら、変化球を握る指の形が透けて見えてしまい、狙い球を読まれてしまったことがあります。ポジションに合った深さ・ウェブに替えた瞬間、そういうストレスが一気に消えました。
チームメイトに教えてもらったんですが、ウェブの網目が粗いタイプは通気性がよく軽い反面、握りが見えやすいというデメリットもあります。「軽さ」と「隠しやすさ」はトレードオフになりやすいので、自分がどちらを優先したいかを意識して選ぶといいですよ。
捕球のしやすさとのバランスも忘れずに
ポケットを深くしすぎると、今度はボールの取り出しに時間がかかり、素早い一塁送球やバント処理で不利になることがあります。マジで難しいところなんですが、「隠しやすさ」と「捕ってからの動作のスムーズさ」、この両方のバランスを見て選ぶのが投手用グローブ選びの肝になります。
サイズ・重さは投手目線でどう選ぶ?
サイズや重さについても、投手には投手ならではの考え方があります。ポジション全般のサイズ目安は他の記事でも紹介していますが、ここでは投手として実際に投げる立場から重要なポイントに絞って説明します。
サイズは12〜13インチ前後が目安
投手用グローブは12〜13インチ程度のものが一般的によく使われています。大きすぎると握り替えやフィールディング動作でもたつきやすく、小さすぎるとボールをしっかり隠しきれないことがあるため、この範囲を目安に自分の手の大きさに合わせて選ぶといいでしょう。ポジション別のサイズ全体像をもう少し詳しく知りたい方は、ソフトボールグローブのポジション別サイズ|投手・内野・外野・オールラウンドもあわせてチェックしてみてください。
重さは「投球への影響」を基準に
投手にとってグローブの重さは、守備力だけでなく投球フォームやテンポにも影響します。軽いグローブはフィールディング後の送球動作が速くなりやすい一方、重めのグローブは打球への強さや安定感が出やすいという声もあります。どちらが正解ということはなく、自分の投球スタイルや守備での動き方に合わせて選ぶのがポイントです。
素材は天然皮革が主流、初心者は人工皮革もあり
投手用グローブも天然皮革が主流ですが、最近は通気性がよく軽量なメッシュ素材を使ったモデルも増えています。天然皮革は使い込むほど手になじみ長く使えますが、型付けに時間がかかるのが難点です。初心者や成長期のお子さんには、最初は人工皮革やメッシュ混合タイプから始めて、体格やポジションが安定してきたタイミングで本格的な天然皮革に切り替えるという流れがおすすめです。素材やお手入れの基本についてはソフトボールグローブの選び方完全ガイド|ポジション別サイズ・素材・型付けを解説で詳しく解説しています。
投手用グローブの比較早見表
ここまでのポイントを表にまとめておきます。グローブ選びで迷ったときは、この表を基準にチェックしてみてください。
| 項目 | 投手用グローブの目安 | 他ポジションとの違い |
|---|---|---|
| 色 | ボールと同色は使用不可 | 内野・外野・捕手には色の規定がない |
| ポケットの深さ | やや深め | 内野用より深く、外野用に近い場合も |
| ウェブの形状 | クローズドウェブなど閉じ気味 | 内野用は開放的なIウェブ・Hウェブが多い |
| サイズ目安 | 12〜13インチ前後 | 内野用(11.5〜12.5インチ)よりやや大きめ |
| 重視するポイント | 握り・球種を隠す/捕球後の取り出しやすさ | 内野は握り替えの速さ、外野は捕球範囲の広さ |
よくある質問(FAQ)
Q: 投手用グローブの色に決まりはありますか?
A: 使用するボールと同じ色のグローブは使えません。白いゴム球なら白グラブ、黄色い革球なら黄色系のグラブは避ける必要があります。詳しい色の扱いは大会・連盟によって細部が異なることがあるため、事前にルールを確認しておくと安心です。
Q: 内野用グローブを投手用として使い回すのはアリですか?
A: 使えないわけではありませんが、内野用はポケットが浅くウェブも開放的なタイプが多いため、握りが見えやすくなるデメリットがあります。本格的に投手を務めるなら、深さとウェブの閉じ具合を意識した投手専用モデルを選ぶのがおすすめです。
Q: 子どもが投手を始めたばかりです。最初から専用グローブが必要ですか?
A: 始めたばかりの時期は既存のグローブで練習しつつ、投手を継続してやっていく方向であれば専用モデルへの切り替えを検討するとよいでしょう。特に公式戦に出る機会が増えてきたら、色の規定に触れないためにも投手用グローブの用意をおすすめします。
まとめ
- 投手用グローブは色の規定があり、ボールと同色のものは使用不可
- ポケットはやや深め、ウェブは閉じ気味で握りを隠すのが基本
- 捕球後の取り出しやすさとのバランスも意識する
- サイズは12〜13インチ前後、重さは投球への影響を基準に選ぶ
- 素材は天然皮革が主流だが、初心者は人工皮革・メッシュから始めてもよい
投手用グローブは「守るための道具」であると同時に、「相手に手の内を読まれないための武器」でもあります。この記事を参考に、自分の投球スタイルに合った一枚を見つけてもらえたら嬉しいです。
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