こんにちは、ぷららです。
「今日の練習、参加者が5人しか集まらなかった…」そんな経験、ソフトボールやってる人なら誰でもあるんじゃないかな。ぶっちゃけ、少人数のときってどうしていいかわからなくて、結局ノックだけして終わり…みたいになりがちなんですよね。でも実は、少人数練習には少人数なりのメリットがあって、工夫次第でかなり内容の濃いトレーニングができます!
今回は5人・6人・8人という人数別に、実際に使えるメニューをまとめました。コロナ禍で7人しか集まれなかったときに試行錯誤した経験も交えながら紹介していきます。
少人数練習のメリットと課題を整理しよう
少人数のメリット
- 1人あたりの練習量が増える:10人でやるより5人でやる方が、1人が打席に入る回数・守備につく回数は自然と増えます。
- 細かいフォーム指導がしやすい:コーチや先輩が各自にじっくり向き合える。「打ち方がおかしい」「送球フォームがぎこちない」といった個別の課題に集中して取り組めます。
- コミュニケーションが増える:人数が少ない分、声をかけ合う機会が増えてチームの雰囲気づくりにも良い影響があります。
少人数の課題
- 守備の全ポジションが埋まらないので実戦形式ができない
- 疲労が集中して、特定の人に負担がかかりやすい
- 打撃練習の投手役を誰かが担い続けないといけない
これらの課題を「工夫で乗り越える」のが少人数練習の醍醐味です。以下、人数別に具体的なメニューを見ていきましょう。
5人でできる練習メニュー
5人は最少クラスですが、やれることは結構あります。
①ステーション制ティーバッティング(30〜40分)
5か所のステーションを設けて、全員が順番に回っていきます。
- ステーション1:ティーバッティング(センター方向への打ち分け)
- ステーション2:トスバッティング(2人1組でトスし合う)
- ステーション3:素振り(フォーム確認、各20スイング)
- ステーション4:体幹トレーニング(プランク・ロシアンツイストなど)
- ステーション5:ティーバッティング(逆方向への打ち分け)
各ステーション5〜8分で回せば、全員が均等に練習できます。
②1対1の内野守備ドリル(20〜30分)
ゴロの捌き方を徹底的に練習。2人1組で向かい合って交互にゴロを転がし合います。距離は10〜20mからスタートして、慣れてきたら25〜30mに広げていく。捕球から送球までの一連の動作を繰り返すことで、無意識に動けるようになります。
③ピッチャー1人でのシャドーピッチング+フォーム確認(10〜15分)
投手が1人いる場合はシャドーピッチングを動画撮影しながら実施。残り4人は守備練習を続けます。動画で客観的にフォームを確認できるので、これ結構大事で、1人練習でも十分効果的です。
6人でできる練習メニュー
6人になると「打つ人・守る人」を明確に分けて、よりゲームに近い練習ができるようになります。
①フリーバッティング+内野守備(40〜50分)
投手1人+捕手1人+打者1人+内野3人(一・二・三塁)という配置。外野は省いてもOK。打者が5〜10球打ったらローテーションする形にすると、全員がバランスよく回ります。外野方向に打った球はフェンスまで追わず、打者が自分で取りに行くルールにすると練習の密度が上がります。
②ランナーなしのシチュエーション守備(20〜30分)
コーチまたはリーダーが声で「ゴロ、サード!」「フライ、ライト!」と指示を出して、各自がポジションを意識しながら動くドリル。6人いれば、内野4か所+指示役+確認役という配置で成立します。実際のゲームで「どこに投げるべきか」を瞬時に判断する能力が鍛えられます。
8人でできる練習メニュー
8人いれば、かなり実戦に近い形で練習できます。外野2人も入れたシートノックや、簡易的な紅白戦も可能です。
①簡易シートノック(30〜40分)
投手・捕手・内野4・外野2の配置でシートノック実施。外野が2人なのでカバーリングの動きを特に重点的に確認しましょう。ライトが空いていればセンターが右側もカバーする意識を持たせると、実戦でも役立つ動きが身につきます。
②ランナーありの守備練習(30〜40分)
8人いれば「守備7人+ランナー1人」という形で、走者を絡めた守備練習ができます。ランナーを1塁・2塁・3塁と変えながら、各状況での正しい守備の動き方を練習します。どこでアウトを取るかの優先順位を実際に体で覚えることが、試合での瞬時判断力に直結します。
コロナ禍で7人しか集まれなかったときの実体験
2020年〜2021年にかけてのコロナ禍、チームの練習がなかなかできない時期がありましたよね。私たちのチームも多い日で7人しか集められない時期が続きました。正直最初は「これじゃ練習にならないよな」と思ってたんですが、逆にいい機会だと思って、思い切ってメニューを組み直してみたんです。
やったのは「個人技術フォーカスの練習」への切り替え。バッティングフォームを動画で記録して全員でフィードバックし合う「動画レビュー練習」、守備の基礎を丁寧にやり直す「グラブさばきドリル」、そして体幹・下半身強化トレーニング。これを6〜7人で2時間やり続けたら、翌シーズンはチームの打率が前年比で約1割5分上がりました。少人数だったからこそ、各自の課題に集中できたんだと思います。
バッティング練習の工夫:マシン・ティー・トスの使い分け
少人数だとピッチャーを立てたフリーバッティングが難しいケースが多いので、以下の代替手段を上手に使いましょう。
- ティーバッティング:ティースタンドにボールを乗せて打つ。タイミングではなく「スイング軌道」の確認に最適。1人でできるので少人数時の基本。
- トスバッティング:2人1組で斜め前から手でトスして打つ。実際の投球に近いタイミング感覚を練習できる。距離は3〜5mが目安。
- バッティングマシン:設備がある場合、コントロールのいい機械投手として大活躍。マシンを使えば投手役の疲労問題も解決します。
ソフトボールのルールや競技の基本を改めて確認したい場合はソフトボールのルールをわかりやすく解説のページも参考にしてください。練習中に「これってルール的にどうだっけ?」という疑問がでたとき、サッと確認できます。
少人数練習を充実させるグッズ・道具
- ティースタンド:必須アイテム。1台あるだけで打撃練習の幅が格段に広がります。
- ゴムボール・軟球:室内や狭い場所での練習に。打撃感覚を維持しながら安全に使えます。
- トレーニングチューブ:2人1組でなくても、1人で体幹・肩まわりのトレーニングができる万能ツール。
- スマートフォン三脚スタンド:動画撮影でフォーム確認。無料アプリと組み合わせてスロー再生すれば、コーチより精密なフォーム分析ができます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 4人以下でも練習になりますか?
A. なります!4人なら「キャッチボール+ティーバッティング+体幹トレーニング」の3本柱で十分充実した練習ができます。3人以下なら個人技術の磨き上げに特化して、シャドーピッチング・素振り・フォーム確認動画撮影などに集中しましょう。
Q2. 少人数のときにやっておくべき最優先メニューは?
A. 「基礎技術の反復練習」が最優先です。大人数のときはゲーム形式の練習が多くなりがちで、個人の基礎技術を丁寧に見直す時間が取りにくい。少人数のときこそ、キャッチボールの正しい投げ方、グラブさばきの基本、バッティングのフォームなど、土台となる技術をじっくり磨く絶好のチャンスです。
Q3. 投手がいないときはどうすればいいですか?
A. ティーバッティングかトスバッティングで代替しましょう。また、チームに誰かが「スローピッチャー」として投げ役に回る習慣をつけると、投手がいなくても打撃練習が成立します。投球フォームの習得は別途シャドーピッチングで対応。
まとめ
少人数練習のポイントをまとめると:
- 少人数は「個人の練習量が増える・細かい指導ができる」メリットがある。ネガティブに捉えない
- 5人はステーション制・ドリル形式、6人は内野フリー打撃、8人は簡易シートノックが効果的
- バッティング練習はティー・トス・マシンを上手に使って投手不在を乗り越える
- 動画撮影によるフォーム確認は少人数練習の最強ツール。スマホ1台で劇的に改善できる
- 大人数では取り組みにくい「基礎技術の丁寧な見直し」こそ少人数のときに最優先でやるべき
- 継続することが大事。月に1〜2回しか全員集まれないチームでも、少人数練習の積み重ねで実力は確実に上がる
人が少なくても「やれることをやり切る」姿勢がチームを強くします。次の少人数練習、ぜひ今回のメニューを参考にしてみてください!

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